GUS HANSEN EVERY HAND REVEALED(9)

GUS HANSEN -EVERY HAND REVEALED-


AUSSIE  MILLIONS−DAY2
今日のプレイの前のアドバイス
ハイアンティストラクチャーをどうプレイするか
ハイアンティストラクチャーはあなたも大好きでしょう!アグレッシブプレイヤーにとってはお祭りといえるでしょう、初期のレベルでチップを減らしてしまったマニアックは復活の時でしょう、そしてロックには緩やかな死が待っています。
興奮し過ぎる前に、ハイアンティストラクチャーでどうプレイするかを決定してからスタートしましょう。SBとアンティの比率が基準です。ほとんどのトーナメントではその比率は6:1から3:1でしょう。4:1よりも比率の低い場合、それはハイアンティストラクチャーと考えるべきです。3:1はとても高いアンティです。お分かりのように、この比率が下がればアンティは相対的に高いものとなります。ここまではいいですね?それではプレイするに当たってのことを説明しましょう!
アンティが始まると、トーナメントはターニングポイントを迎えます。新しいゲームになるのです!たいてい25のアンティは100/200のブラインドのときに導入されます。4:1の比率です。10人テーブルでは300(100+200)のポットが550(25×10)になります。加えられたチップはプレイする魅力となり、スチールする気を起こさせるものとなります。もしあなたのプランが攻撃なら、アンティは最高の友となるでしょう、反対にあなたのプランが辛抱ならばアンティは最悪の敵となるでしょう。私がアンティにこれほどまでに興奮するのは私はほとんどの人が攻撃を行う適切な基準を持っていないと思うからです。例えば、あなたはBBにいて600の標準的なレイズをされたとします。アンティが無ければ、あなたは900勝つために400出すことになりますが、これは悪くありません!もし相手のほうがポジションがあり、タイトであった場合でもよいでしょう。31%の勝率でオッズが9:4なら割に合うでしょうから、特に守るべきものが無い場合は降りる理由は無いでしょう。ここにもしアンティで250のチップが加わればどうでしょうか!1150勝つための26%のオッズになるのは大きな違いではありませんが、割に合うのは間違いないでしょう!しかも今度はレイザーがタイトプレイヤーではなく私だった場合どうでしょうか?私のスターティングハンドの質は平均的にほかの誰かよりも劣ります。選択が任意であった以前と比べて、どうすべきかが明白になったでしょう!
結論はこうです:アンティがある場合、ポットオッズが上がります。ポットオッズが上がると、人はよりスチールしようとします。スチールが増えると、必要なスターティングハンドは下がります!これら3つのパラメーターをそれぞれ別に扱うのは簡単ですが、3つを適切に総合して考えるのは難しいです。もし誰かが正しい想定が出来ず、うまくポットを守れないなら、あなたは可能な限り奪い取るべきです。
アンティ状況を違う視点から見てみましょう。アンティが3:1か4:1だったとすると、あなたもポットに多くの貢献をしていることになります。例えば9人テーブルで、600/1200アンティ200だった場合、一周にかかるコストは、ブラインドに1800、アンティに1800で、50:50の比率です。一見小さく見えるアンティはもはやバカにならないので、軽視すべきでありません。誰もこのことを十分に真剣に捉えていないと思います。標準的なレイズ額は3BBだという暗黙の了解があります。適当な想定だと思います、しかし私に言わせれば欠点があります!アンティを計算に入れていないのです。アンティのある時と無い時で同じだけレイズするのはバランスが悪いです。私が薦めるのは、アンティがあるときはレイズする額も上げるというものです!
知ってのとおり、私はハイアンティストラクチャーでは超アグレッシブになるのが大好きです。私はいろいろな点からこのほかのアプローチの仕方は無いと思っています。私は「確かだ」という言葉をポーカーで使う言葉にすることを控えていますので、別の言葉で言うことにします。大きなアンティをプレイする一番良い方法は「きっと」攻撃、攻撃、攻撃だと思っています!
Back to the Table
Hand41
Blinds:500/1000/100
Position:BB
Hand:TdTc
Chip Stack:66.7K
昨晩はよく眠り、期待を持って次の12時間のセッションへの準備が出来ていました。
テーブルには見慣れないたくさんの顔と、一人だけ見慣れた顔がいましたJeff Madsenです。彼は私に挨拶してきました。
Gus Hansen
Sean Dunwoodie
Leo Boxell
Jeff Madsen
Minh N Quach
Ian G Bobbin
Benjamin Collins
Claus Lodahl
待ちに待ったスタートです。私はBBでTTを手にしました。不運なことに全員降りて、私はアンティとSBを手に入れただけでした。肯定的な面としては、私がBBのときに激しいプレイで困惑させようとする人間がいないということです。
Hand42
Blinds:500/1000/100
Position:SB
Hand:7h7d
Chip Stack:68K
おそらく地元の人間だと思われるSean Andrew Dunwoodieが、ボタンから4000にレイズしてきました。私はSBで77を持っています。私はレイとポジションのレイザーにリレイズするのが大好きです。このときそういうハンドを持っていたのでリレイズしました。これはモンスターハンドではありませんが、アベレージよりも遥かに良いハンドです。なので相応の扱いをしました。私は12600にリレイズすると、Seanはやる気を失った様子でした。
不運なことに、彼はやる気を失ったように45.3Kのオールインをしてきました。今度は私が立ち止まって考える番です。60K勝つために33K必要ですので36%の勝率が最低必要です。明らかなことを言うと、オーバーペアに対しては18%、AK、AQのようなハンドに対しては55%、36%はその中間です。どっちでしょうか?私は2オーバーカードよりもオーバーペアの可能性が高いと踏んでフォールドを選びました。このとき私のスタックの大きな部分を占めるチップを出す理由を必要としていました。好奇心からそういう理由を探していたのですが、私にはコールしなければならない理由は思いつきませんでした。
私はフォールドし、彼はポットを取りました。
彼はその後の1、2ハンドは典型的でないプレイ方法をとっていたので、あの時は77のほうが強かったと思われました。
Hand43