GUS HANSEN EVERY HAND REVERLED（14）
GUS HANSEN -EVERY HAND REVEALED-
AUSSIE MILLIONS−DAY2
Hand74
Blinds：1000/2000/300
Position：SB
Hand：8d8s
Chip Stack：199.9K
プレイヤーが一人飛んで、7人でのプレイとなりました。8人が7人になっても大したことはないようですが、私に関していえば一大事です！
あらゆるチームスポーツにおいて、一人がチーム全体の人数に占める割合が大きいほどプレイヤーを失うことは致命的なこととなります。サッカーで11人から10人になると少し不利になるくらいです、しかしホッケーで5人から4人になるのはとんでもないことです！プレイヤーの数が少ないほど、一人を失うのは大きな打撃を与えます。もちろん3人からヘッズアップになるのは最も大きな変化ですが、8人から7人になるのも見過ごすべきではありません。
いつもこの例えが当てはまるとは限りませんが、ポーカーで人数が減ることは、プレイするハンドの数と質に大きな影響を与えます。誰かが飛んだからといって、完全にバーサク状態になれと言っている訳ではありませんが、アグレッシブさを少し上げることが正しいアプローチです。
個人的な意見を言うと、誰もそうしようするかどうかわからないのなら、段階を少し上げることにしています。Minh Quachがセカンドポジションから8Kにレイズしてきました。私のハンドは88で、このようなショートハンドのテーブルでプレイしやすいハンドです！私は相対的なチップ量を数えるといういつものルーチンに移りました。ポットに入る前にいくらなら負けていいのか、いくら投資したいのかを計算しておくことは、トーナメントポーカーにおいて、決定的な要素です。
この場合、BBは残り45KでMinhは40Kでした。
このことは私のプレイの可能性をどれほど制限するものなのかということに注意してください。標準的なレイズである24Kは相手をポットコミットさせてしまうだけです。オールインが最も優れたリレイズのオプションです。
そうしないのならば私はこのハンドで何を目指せばよいのでしょうか？これがベストハンドと考えるのでしょうか？ポストフロップでプレイするのがよいのでしょうか、プリフロップでプレイするのがよいのでしょうか？
基本から考えて見ましょう。私はミドルペアは間違いなくポストフロップよりもプリフロップの方がうまくプレイできると思います。8回に１回セットができたときは別にして、８回に７回オーバーペアにぶつかり、どう進めてよいか分からなくなります。コールは悪い選択です！分かりませんが、私がベストハンドを持っているチャンスはかなりあります。フォールドは論外です！プレイヤーを失ったときのプレイについて長々と議論しましたが、今がそのときです。レイズ！敵のチップ量に注意して、より優れたレイズのオプションを選択することがこのプレイを容易にしました！
私は50Kにレイズして敵に決断を迫りました。誰も付いて来たいとは思わず、私は自分のスタックに12100を追加することができました。
Hand75
Blinds：1000/2000/300
Position：2 off the button
Hand：Kc3c
Chip Stack：211.4K
アグレッシブなプレイを続け、ボタンから2人挟んでKc3cで6000にレイズしました。ショートスタックのSBが16Kのオールインをしてきました。これは私に3：1のオッズを与え、この状況で最後にフォールドしたときのことは覚えていません。私はコールして、相手はA8oを見せました。これは40％の勝率です。
フロップ：4h2dKs
POT：36200
敵に望みの薄いフロップです。
ターン、リバー：4h2dKs7cJc
私はポットを獲得し、敵をまた1人飛ばしました。
Hand76
Blinds：1000/2000/300
Position：2 off the button
Hand：Ah2c
Chip Stack：226.4K
ボタンから二人挟んだ位置からAh2cで6600にレイズしました。私はこのときBBがかなり興奮していると感じており、フォールドすべきだったのです。遅すぎました、BBが10Kのオールインをするのを見ました。私は3400コールするだけで、わずかな勝率しか必要とされません。彼はJJで私には29％の勝率があります。
フロップで3枚目のJが出て、私は完全にドローイングデッドです。
私はもう少し注意を払っていれば、この厳しい戦いを避けられていたでしょう。
Hand77
Blinds：1000/2000/300
Position：2nd
Hand：3s3d
Chip Stack：215.4K
私はアーリーポジションから大好きなリンピングハンドであるスモールペアでリンプしました。
フロップ：Ac8d7h
POT：7800
彼らは二人ともチェックして、フリーカードを与える理由はありません。私は8Kのポットに3300ベットし、彼らはフォールドしました。
Hand78
Blinds：1000/2000/300
Position：SB
Hand：4s4h
Chip Stack：219.3K
これはこのレベルでの私の最後のハンドで私はいつも敵に対して、休憩の前に飛ばないようにしようという気にさせてきました。SBの私まで全員降りて、私はまたスモールペアです。私の敵のBBは33K残していて、ブラインドは1000/2000です。
私はリンプしてフロップでセットをつくり彼を飛ばすことができます。しかしそれロングショットの類です。標準的な6Kのレイズは、私をこの場で勝者にするかもしれませんが、ついてこられると弱いです。もしリレイズされると、彼の全てのチップをかけてこの44を勝負することになるでしょう。
もちろん私には強力な武器があります。オールインです！5Kを取るのに33K打つのは正気ではないようですが、これは少なくとも選択肢の一つにあります。
「もし私が彼のリレイズに降りるくらいなら、自分からオールインしたほうがましです。」私は飛ぶ危機に直面して、ビッグレイダウンをした数々のプレイヤーを何年も見てきました。
私は40Kにレイズして、みんなが休憩に入ろうとしているとき、BBはやる気を失ったようにしていました。思うに、彼の少しでも長く生き残っていたいという思いはダブルアップしたいという願いよりも強かったのです。彼はハンドを表向きにしてフォールドしました。2枚の黒い7でした！
これは他に二つと無いであろう大きなオールインによる勝利です。そしてBBがギャンブルモードでなかったので私は少し幸運でした！しかしこれは理解できることです。大きなオールインレイズに対して、ミディアム‐スモールペアでコールすることは、決して利益となるノーリミットホールデムの戦略ではないからです。
