GUS HANSEN EVERY HAND REVEALED

GUS HANSEN -EVERY HAND REVEALED-

AUSSIE MILLIONS−DAY1

How to Approach a Tournament from the Beginnig!
トーナメント序盤へのアプローチの仕方には様々なものがあります。
トーナメントには2〜3時間ほど寝坊して行って、自分の好きなときに参加するのが一番よいと思っている人がいます。何人かのプロは実際に真剣にこの方法を取り、本気で実行しています。また、トーナメントの序盤こそがそのトーナメントをすばらしく成功させうるための基盤であるという人もいます。セオリーはAからZまでいろいろありますが、どれがよりよいかということは難しいです。それは専らあなたの気分次第だと言っておきましょう。もしあなたが前日夜遅くまでポーカーをしていて疲れ、消耗しているなら休息を余分に取るほうが断然良いでしょう。後に続くより高く重要なレベルにおいてトップを取るために最初の小さな利益は犠牲にしましょう!一方、あなたが調子がよく、準備が整っているのであれば、序盤を飛ばす必要なんてありません!私は個人的にはどちらでもよいと思っていますが成績がよかったのは圧倒的に後者です。まあ、サンプルの数が少ないので結論を出すことはできませんが。明らかなことは、五日間にわたる長く骨の折れるポーカーテーブルでの日々に支障をきたすほど持久力に問題がないのであれば、あなたがそこにいる以上はすべてのレベルに参加することは必須です!
私は複雑な気持ちですが、あなた方に対するアドバイスは明確です。特にあなたがメジャーなトーナメントに初めて参加するのであれば、トーナメント開始からプレイしましょう。あなたは何も逃したくはないはずです。自分自身を雰囲気に慣らし、感情をコントロールし、群集を感じ、敵を観察しましょう、大事なことを言い忘れていました、ポーカーを楽しみましょう!これらはポーカートーナメントを真にユニークな経験にするための細かな事柄のすべてです。
睡眠のスケジュールをいろいろいじることもいいですが最も重要なことはもちろん「いつハンドに参加して、どのように進めるか」です。
ここに二つの全く異なるアプローチがあります。
1.多くのハンドでリンプして安いフロップを見に行くアプローチ。
2.超保守的にプレイして、勝率の高いハンドでのみポットに関わっていくアプローチ。
1のアプローチはフロップ以降での優れたプレイが必要で、テーブルの誰かがスタックに深刻なダメージを与えるミスを犯します。これは自分がそのテーブルの中で上手いプレイヤーだと思っている人達がよくするアプローチです、自分がテーブルの中で上手いプレイヤーだなんて、そんなのこの世界のポーカープレイヤー全員が思っていることです(笑)
2の方法は優れたハンド選択が必要です!このアプローチを取る人達はQh4hのようなハンドでフロップフラッシュを作ってダブルアップしようとはしません。そんなのは私たち全員にとってウェルカムなシナリオなのに。このアプローチを取る人達はプリフロップの優位性、たとえば敵のAJ、66、98sに対して自分がKKを持っているような状況を追い求めます。
ならば、どちらの方法がベストの結果をもたらすのでしょうか?そんなの分かってたら苦労はしません。私は両方とも試したことがありますしそれで成功したこともあれば失敗したこともあります。
私はホールデムとはある部分フロップのゲームだと思います。ですので3つのカードを比較的安く見ることができるならそれは一般的にはよいことです。問題はプリフロップでレイズを喰らい、あなたの投資したハンドが不利益なものとなってしまうことです。もう一つの問題は、あまり良くないハンドでプレイすることには、主に他のプレイヤーがミスをするということが必要であることです。私は個人的に他のプレイヤーの不適切なプレイに依り過ぎたプランは好きではありません。
こんな言葉があります「ポットにはほとんどチップが入っていないのに、どうして弱いハンドで関わる必要があるんだい?」しかしながら私は良い答えを持ち合わせていません!例えば、20000持ちの明らかに上手いプレイヤーがブラインド50-100でミドルポジションから87oでリンプことについて議論するのはとても難しいことです。私はさっきの言葉を口にすることはできません!仮言的過ぎます!
残念ながら保守的なアプローチもまた否定的な側面が無い訳ではありません。タイトにプレイするときにはいつも自問しなければなりません「自分のスタイルは予測されやす過ぎないか」としばしば答えは「イエス」です、これは気づいておくに値する否定的側面です。
まとめると私が保守的なアプローチを薦めているように聞こえるかもしれません。しかし私はフロップを見ることが好きなので私が話してきたことを覆してしまいます。
結論:私はアプローチ1寄りにプレイします、しかし私は確信ということはしていません。正解不正解があるとは考えていません。これは心に留めておいてください、これは数分でブラインドとアンティが急上昇しアグレッシブさが究極の様相を呈するオンライントーナメントではありません。これはブラインドが緩やかに進み、個々のスタイルや好みの余地がより大きく残されたメジャートーナメントなのです。

Now Let's Shuffle Up and Deal

Hand1

Richard Ashby(UTG)
James Sui(2th)
Kathy Liebert(3th)
Gus Hansen(4th)
Jimmy Wong
Ruggiero Ambrosino
Dennis Huntly
Phil Ivey(Button)
Luc Mazzocchi(SB)
Evelyn Ng(BB)

blinds:50/100
Position:4th
Hand:5s7s
Chip stack:19.85K

私は一巡目、二巡目はとてもタイトにプレイしました。そしてこれはこのトーナメントの初手です。4thポジションの私までは全員フォールドしました。私は5s7sでリンプすることにしましたJimmy、Philおよび二人のブラインドもリンプしました。
5人参加のフロップです:3c Ts Qh
POT500
私の出来そうに無いバックドアフラッシュはおいといて、これはいわゆる「何も無い」フロップです。簡単にチェック/フォールドして次のハンドに行きたいものです。二人のブラインドがチェックして私もチェックPhilが500のポットに対して300ベットしてきたので全員マックしました。
Hand2
Blinds:50/100
Position:BB
Hand:8c7h
Chip stack:19.85K
四人の敵がリンプしてきて私はBB、78oで机をタップしました。
5人参加のフロップ:9c6c4c
POT550
なんて人を惑わすフロップでしょう!オープンエンドストレートドローと8ハイのフラッシュドローが出来ました。見かけは良いですが本当はそんなに喜んではいけません!
四人の敵の中により強いフラッシュドローがいそうで、言うまでも無くもう誰かがフラッシュを完成させているかもしれません。フリーカードを得てターンでストレートが完成することを願ってチェックしました。はじめの二人のリンパーはテーブルをノックしましたがボタンのMr.Suiが600のオーバーベットをしました。SBはフォールドし、私もすぐにフォールドしました。私が完全にドローイングデッドであるかもしれないという事実のほかに後ろに3人もアクションを残すプレイヤーがいます。コールは不可能でした。全員が降り、Mr.Suiが9h4hを振り向けました。コールしときゃよかった数少ないハンドの一つです。
Hand3
Blinds:50/100
Position:SB
Hand:7s8h
Chip stack:19.4K
私のSBまで全員が降り、私は再び78o。リンプしてもフォールドしても良いですが、レイズのほうが面白そうです。さらにこれは私の初勝利ハンドとなりました。レイズするとMr.Wongはフォールドしました。
Hand4
Blinds:50/100
Position:1 off the button
Hand:9s7s
Chip stack:19.65K
ハンドがくればまたリンプする!私はボタンから一つ席を挟んだ位置で9s7sを持ち、安いフロップに100をかけることにしました。ボタンは少し大きくプレイしたいようで350にレイズしました。BBはコールして私は850を勝つために追加で250コールしました。
フロップ:QhJh5s
POT:1100
再び私が本当に追い求めていたものと違います。BBはチェック、私もチェックし、ボタンが1100のポットに700のベットをしました。私はBBの友人のPhilがレイズを宣言するとすぐにハンドをマックしました。BBのPhilはポットを2200大きくするレイズしをしてポットを取りました。
Hand5